
従来のレーザーマウスの弱点を克服した
「TOGレーザーセンサー」を搭載するワイヤレス
レーザーマウス「400-MA062」を試用しました。
手に馴染む。大型ボディの高性能レーザーマウス!
ガラスの上で使えないという従来のレーザーマウスの弱点を克服した、
TOG(Track on Glass)レーザーセンサー搭載のワイヤレスマウスです。
LEDを利用する光学マウスでは検出できない微細な凹凸を読み取れるので、
木目デスクはもちろん、鏡面仕上げの白いデスクやガラス天板など、
滑らかな面であってもマウスパッド無しでスムーズに操作できます。
マウスを選ぶうえで何よりも気になるのが、その握り心地。
「握る」というよりも、マウスに「手のひらをかぶせる」だけで、
力を入れずにホールドできる大型サイズのボディです。

反面、手の小さな方や「つまみ持ち」には適さない大きさともいえます。
そのボディにはマウスを握る際に起こり、腱鞘炎の原因となる
手首のひねりを緩和するための緩やかな傾斜が付けられています。

手にしっくり馴染み、長時間の使用でも疲れにくい使用感です。
同様に、手首へ負担をかけないことが特徴であるタテ型形状の
エルゴノミクスマウスでは、独特の握り心地に慣れるまで大きな違和感を
伴いますが、傾斜が緩やかなこのマウスなら、最初から自然な
フィーリングで使えます。
外観で目を引くのが、アクセントに入れられた真鍮色のライン。
使い込まれたアンティークスタイルのオイルランプを思わせる色合いです。

ボタンを押しながらスクロールホイールを回すことで画面の拡大/縮小を
出来る「ZOOMボタン」とWEBブラウズに便利な「戻る/進むボタン」を
親指部分に装備しています。

ふだん使っているマウスでは、特にボタンの位置を意識せずに
親指の腹で押している「戻る/進むボタン」が「ZOOMボタン」より一段高い
ところにあり、意識して親指を上方向へをずらさないと押せません。
ある程度「慣れ」による部分も多いかと思いますが、
個人的にはズームボタンよりも使用頻度の高い「戻る/進むボタン」が下側に
あるほうが使いやすいのではないかと感じました。
電池交換で軽量化!
ミニ四駆に熱中した経験のある方なら、気にしたことがあるはず。
そう、電池の種類による重量の違いです。
ふだん私の使っているワイヤレスマウスの重量は、アルカリ電池込みで104g。
約130gの重さがある400-MA062だと少し重たく感じます。
そこで、1本あたりの重量がアルカリ電池より軽量なニッケル水素充電池に
交換してみました。
くり返し使えて経済的なだけでなく、軽量化にもなる!
ニッケル水素充電池の使用がお勧めです。

具体的な重量は以下の通りです。
・アルカリ単3電池 22〜23g
・ニッケル水素充電池(1,000mAhの小容量タイプ)約19g
これにより電池2本で合計6〜8gの軽量化!
マウスを持ち上げるときの重さが軽減されたように感じます。
まとめ
○ここが良い
・力を入れず操作できる大型サイズ
・レーザーならではの高感度
・お洒落なガラスデスクでも使える
△ここが惜しい
・戻る/進むボタンの位置
・Excelで便利な左右スクロールが欲しい…。
・ソフトウェアによるボタンのカスタマイズをしたい。