[選び方ガイド チェアの選び方]

チェアの選び方のポイント

チェアには様々な形、素材、サイズ、機能があり、好みのチェアを探し出すのは大変です。
まずは使用するシーンからチェアを探してみましょう。
その中から、素材や機能を見比べて好みのチェアを絞込み、検討してみましょう。
背もたれの大きさもリラックスする時に重要になってきます。検討材料のひとつにしてください。
最後に設置場所にチェアが入るサイズかどうかをチェックしましょう。チェアが大きすぎて通路を
塞いでしまうこともあります。
肘当て付きのチェアはデスク下に収まるかどうかもチェックしてください。

使用するシーンで選ぶ

どのシーンでどのチェアを使用されるかはお好みですが、大きくは下記のように分かれます。

ホーム

レザーチェアや座椅子など、リラックスをメインに考えたチェアが向いています。
さまざまなデザインや色があり、部屋に合うチェア探しを楽しめます。

オフィス・学校

シンプルデザインかつ、作業での疲れを軽減させることを考えたチェアです。
座る方の体格、オフィスや学校の雰囲気に合わせた色、肘当ての有無で選ばれるのがいいと思います。

医療・工場

抗菌や静電気除去・汚れに強い、など医療現場や工場といった特定の使用環境に合うようにこだわって作られたチェアを選びましょう。

素材の違いについて

チェアにも様々な素材があります。好みや使用用途によって最適な素材を選びましょう。

メッシュ

通気性に優れた、さらさらとした触り心地の素材です。
フィット感が良く、夏場や暖房の効いた冬場でもムレにくいので快適に座れます。

レザー

高級感・重厚感のある素材です。
レザーの中にもPVCレザー、PUレザー、本革など様々な種類があります。

布張り(ファブリック)

最も一般的な素材で、多くのオフィスチェアに採用されています。
柔らかな手触りが特徴です。

背もたれの高さについて

背もたれの高さによっていくつかのタイプがあります。
何cmという基準はありませんが好みに応じて選びましょう。

ハイバック

背もたれが高いタイプです。
背面を広くカバーするので、ゆったり座ることができます。
ローバックに比べて座り心地が良いとされています。
肩甲骨より高いサイズをお選びください。

ミドルバック

ハイバックより背もたれの低いタイプ。
肩口までの構造で、ハイバックよりも体にフィットします。

ローバック

オフィスチェアの定番タイプです。
基本的な機能は備えつつ、ハイバックなどより安く手に入れることができます。
また、部屋に置いた場合に圧迫感がありません。

ロッキングとリクライニングの機能の違いについて

リクライニングとは?

(座席が)後ろに倒れる=reclineという意味で、飛行機や高速バスなどの座席に使用されている機能です。
つまり、椅子の背もたれの角度を固定できる機能を指します。
2〜5段階で調節できるタイプ、またはお好みの角度で無段階に固定できるタイプがあります。

リクライニング

ロッキングとは?

(前後左右に優しく)揺れる=rockから来ており、椅子の脚を三日月状にし、揺らして座れるようにした椅子
(ロッキングチェア)が始まりと言われています。
つまり、ロッキングチェアとは、チェアの座背面が固定せずゆらゆらと揺れる機能を指します。

ロッキング

【ロッキングチェアには、大きく分けて4つのタイプがあります】

背ロッキング

座面はそのままで、背もたれのみが後ろへ可動します。もっとも一般的なロッキングで、多くのチェアに採用されています。

背・座ロッキング

座面と背もたれが繋がっているチェアに多い方式。
座面と背もたれが同じ角度で可動します。

シンクロロッキング

座面と背もたれの角度が2:1で同調(シンクロ)して稼働する方式。
自然な体の動きに最も近いため、体への負担が少なくリラックスできる方式です。

フロントロッキング

座面高部が下に下がるかたちでロッキングするので、足が宙に浮かず、大腿部への負担が少ない方式です。


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