

第29回目となる今回のお題は、
「SDカードの選びかた」です。
デジタルカメラ、ビデオカメラ、ゲーム機など、
さまざまな機器のデータ保存用メディアとして、お馴染みのSDカード。
サンワダイレクトでは
Transcend社製SDカードを販売中。
コストパフォーマンスに優れ、安心の永久保証が付いた製品です。
一眼レフカメラでの連写スピードが遅い…。
スマートフォンにもっとデータを保存したいけれど、どれが良いの?
そんな悩みはありませんか?
そこで、データの保存に欠かせない【SDカード】の種類と
選ぶうえで押さえておきたいポイントをご紹介します。
それではどうぞ。
1.カード自体のサイズによる違い

主に利用されているのは2種類。
まず、カード自体の大きさで種類を分けられます。
【SDカード】
郵便切手を少し大きくしたようなサイズのカードです。
デジタルカメラ、ビデオカメラ、パソコン、携帯ゲーム機などの
データ保存用に幅広く利用されています。
【microSDカード】
SDカードよりも小さな、指先に乗る程度の小型サイズ。
スマートフォン、タブレット、ドライブレコーダーなどの小型機器に
利用されます。
2.記憶容量による違い

カードの種類 |
使用可能な対応機器 |
SDカード |
SDXC対応機器・SDHC対応機器・SD対応機器 |
SDHCカード |
SDXC対応機器・SDHC対応機器 |
SDXCカード |
SDXC対応機器 |
容量の大きさによって呼び名が変わります
SDカード 2GBまで
SDHCカード 4GB〜32GBまで
SDXCカード 64GB〜(規格上2TBまで)
容量が大きなほど、より多くのデータを保存できます。
ただし、使用可能な容量は、利用する機器によって異なるので、
説明書やメーカーのWEBサイトで対応する最大容量を確認しましょう。
microSDカードも同様です。
3.最低速度による違い

|
マーク |
連続データ書き込み における最低速度 |
お勧め用途 |
UHS スピード クラス |
U3 |
30MB/秒 |
4Kビデオ撮影 |
U1 |
10MB/秒 |
フルHD動画撮影・ デジカメの連写 |
スピード クラス |
Class10 |
10MB/秒 |
Class6 |
6MB/秒 |
デジカメでの撮影 |
Class4 |
4MB/秒 |
コンパクトデジタル カメラでの撮影 |
Class2 |
2MB/秒 |
最低でも、この速度を保証します。
お店に陳列されたSDカード。
同じメーカー、容量も同じなのに価格が違う…。
はたして何が違うのだろうかと悩んだ経験はありませんか。
それはきっと「スピードクラス」や「UHSスピードクラス」の違いです。
これら2つの選ぶポイントをご紹介します。
【スピードクラス】
スピードクラスとは、毎秒あたりの最低転送速度を保証するもの。
例えば、Class 6なら6MB/秒、Class 10では10MB/秒と、
数値が大きいほどデータの書き込み/読み込みが高速です。
データを早く保存できれば、すぐに次の写真を撮影可能!
連写モードでも速度が落ちにくく、シャッターチャンスを逃しません。
高画質なHD動画撮影や高画素なデジタルカメラでの連写など、
大きなデータを扱う際にスピードの差が顕著に表れます。
特に、データを常に書き込み続けるハイビジョン動画撮影には、
高速なClass 10対応の製品がお勧めです。
【UHSスピードクラス】
前述の「スピードクラス」と同様に最低速度を表します。
違いはUHS(Ultra High Speed)対応機器で使用した時の速度である点です。
4K動画撮影できるビデオカメラやスマートフォンでは、
「UHS-I U3に対応している事」と指定されている場合があります。
最大速度が312MB/秒(UHS-IIでの理論値)と、従来のSDカードよりも
高速化されたUHS規格対応SDカードは、膨大なデータを安定して書き込める
性能が要求される4K動画撮影に必須のアイテムなのです。
UHS非対応機器との組合せでは「スピードクラス」の速度で動作します。
4.オススメの製品はコレ
SDカードお勧め3点
・
お買い得なSDHCカード
UHS-1対応。32GBが驚きの価格!
・
4K動画を撮るならコレ
256GBの大容量。4K60pのビデオ撮影にピッタリ!
・
容量2GBのSDカードも販売中。
SDHC非対応の旧型デジカメ向けにお勧めです。
micro SDカードお勧め3点
・
スマートフォンのストレージ用にお勧め
64GBの大容量なら、ビデオも音楽もたっぷり入る。
・
32GBがお手頃価格で手に入る。
対応機種が多く、使いやすい32GBです。
・
今では貴重な2GBのmicro SDカード
フィーチャーフォン用に、お探しではありませんか?